料理研究家を目指す人からのよくある質問
Q.料理研究家になりたいけれど、包丁の使い方が下手でもなれますか?
A.包丁使いが下手な料理研究家はあまりいませんが、得意ではないと言っている人はいます。撮影などで具材を切る場面が苦手なため、ほとんどの食材を事前に切っておいて対応したとのことです。
料理研究家の料理をする場面は調理の課程で大事なので、出来るだけ練習しておきましょう。とにかく料理を作ることで上達するしかありません。
料理に関する専門学校では具材の切り方も教えてくれるので、通うと正式な切り方や器具の使い方を習えるので上達するでしょう。
Q.大好きな料理研究家のアシスタントになりたいです。
A.一番の近道は料理研究家が自宅で行う料理教室に参加することです。しかしかなり人気が高く、予約で数年待ちと言うこともあります。やっと声がかかったと思ったら、アシスタントが中心になって料理研究家のレシピで教室を行って、肝心の料理研究家は少し顔を出す程度のこともあります。
料理教室で真面目に習って腕を上げて、これからも勉強したい気持ちを表していると、アシスタントに抜擢されることが多いです。アシスタントになるとテレビ出演の機会もあるので、料理の腕だけではなく清潔感を保つなど見た目にも気を遣っておきましょう。
Q.自分なりのレシピを考案しておいた方が良いですか?
A.料理研究家には得意分野があります。
料理は何でも出来て得意でも、その中で評判が良いメニューがあります。例えば身近な食事を使った中華が美味しいとか、洋食屋さんメニューが評判など何が共感を得るかわからないので、ジャンルを固定しないで色々な料理を作りましょう。その時に自分なりの工夫が出来たら、オリジナルレシピとなり将来役立ちます。
Q.料理研究家になるために必要な資格がありますか?
A.資格は特に必要ありませんが食に関する資格を持っておくと、一定の技術があると見なされるので得です。栄養士や調理師も良いですが、料理研究家として一番近い資格がフードコーディネーターで、認定を受けられる学校もあります。普通の大学の食に関する学科も良いのですが、ピンポイントな方が仕事をしていく上では有利です。
例えば料理に合わせるワインのソムリエの資格はとても重宝します。海外で注目されている日本酒に関する資格でも良いでしょう。他にも野菜ソムリエや、パン製造技能士、ショコラティエなどの特殊技能を取得しておくと、そのテーマで仕事の声がかかります。
バリスタはコーヒーに関する資格で、料理に合わせやすい資格として注目を浴びています。